奥能登最古の酒蔵 【宗玄酒造】

創業は、江戸時代中期の1768年
 250年の歴史を持つ宗玄酒造さんを見学
         農商工連携アドバイザー石川さん主催のツアーにて


宗玄酒造は、七尾城主の畠山義春をルーツとする宗玄忠五郎が創業されたとのことで、日本四大杜氏に数えられる能登杜氏発祥の蔵と言われています。

十一代目の徳力暁社長より説明

スライドを使って、宗玄さんの歴史やトピックを説明していただきました。
北陸新幹線のグランクラスでは、奥能登産の米を100%使った「純米石川門」採用されています。
その後、蔵の見学へ。


蔵の見学は、平成蔵・明和蔵の二つのうち平成10年に完成した平成蔵を案内していただきました。
「宗玄」と背中に書かれたジャンパーも気にいりましたがこれは、非売品とのことです。


隧道蔵

廃線となった「のと鉄道能登線」のトンネルを貯蔵庫(隧道蔵)として整備し、酒の熟成と保管をされて、オーナー(消費者)酒蔵置所との案内があります。

トンネルの中は年間を通して日本酒の熟成に最適な12℃に保たれています。


この「のと鉄道能登線」を活用したプロジェクトは、地域活性化の取組として評価され、2013年度グッドデザイン賞を受賞されています。
隧道蔵で熟成されたお酒:  http://www.sougen-shuzou.com/saketop.html#zuido

製造の過程で酒粕に含まれたアルコールは蒸発してしまうとのことで、お酒を飲まない女房宗玄の大吟醸の酒粕を使ってつくられたデザート「大吟醸ブラマンジェ」をお土産に購入しました。


 

 宗玄酒造株式会社 
    〒927-1225 石川県珠洲市宝立町宗玄24-22
    http://www.sougen-shuzou.com/index.html