「金沢の水」から学ぶ認知的デザイン

ペットボトル「金沢の水」

ボトルの美しさで一躍人気となるも、形状の変更による売上の減少

             との講師の説明に

 デザインの重要性に納得

写真は、当初、280mlで200円で売られていた「金沢の水」

テーマ
 クリエイターのための

  デザイン心理学Up to Date

 

    講師 荷方 邦夫氏

       金沢美術工芸大学

 内 容

  第1部 デザインもう一度おさらい 

第2部 近年のデザイン研究から 

第3部 その他デザインの話題 

講義より


デザインとは

人間が何らかの目的を持って有形無形の人工物に手を加え、変化させる事であり、

価格・技術競争の限界に達し、国際経済の中で競争力を失う日本において、

デザインは,残された「強み」と

荷方先生からの説明を受けました。

デザインの基本は工夫!を解く荷方先生

 

内製レベルのデザインについて
 美しさや使いやすさ以外に、どうしても欲しいと思う事をいい、

アレッシーの「茶こし」を事例に説明

     https://www.amazon.co.jp/【正規輸入品】-ALESSI-アレッシィ-茶こし-ASP09/dp/B000FV8OCK

 

茶こしとしては、使いやすいものではないが、「これにより会話が生まれ」この茶こしを使う意味やこれがある生活の意味をデザインしています。

 

ビジュアル以外のデザイン
    UX(ユーザー・エクスペリエンス)

 「いい経験」と感じてもらう仕掛けを作り、長く経験を深めてもらうようなものを作ること。

 

デザインは

  「送り手が意味を与えるプロセス」から

     「ユーザーが意味を生成するプロセス」へ変化

 

参考 ペットボトル「金沢の水」

金沢」の犀川の流れ、この聖なる白山に端を発する清れつな原水で製造された「緩速ろ過水※」です。

 「緩速ろ過水」とは・・・

取水した原水に、薬品を用いないでゆっくりと沈澱・ろ過した水です。

 参考 金沢市企業局のHPより

    https://www2.city.kanazawa.ishikawa.jp/water/bottledwater/